豊玉姫(とよたまひめ)
延喜式内小社。上古では和多都美豊玉比売神社と称したが、近世では雨降大明神と称した。
明治三年雨降神社に改称。同八年村社となる。
天明二年(1782年)に編纂された『阿府志』には「和多都美豊玉比売神社南新居村ニアリ 俗ニ雨降ノ宮ト云 是神社ニ村民雨ヲ祈ルコトアレバ 前池ヨリ小蛇出テ木ニノボル 果シテ雨降ルト云 上古者座並祈年国幣アツカリ玉フ 今ハ微ナリ 日本三代実録日 陽成天皇元慶七年(883年)十二月二日甲午授阿波国従五位下和多都美豊玉比売神従五位上」とある。
太々神楽祭 4月第2日曜日
夏 祭 7月4日
五穀豊熟祭 8月1日
秋 祭 10月23日